最終更新日:2017年8月4日

読めない地名も読み上げてくれます ~地名情報を機械判読可能なデータ形式でウェブ提供実験開始~

国土地理院は、8月4日より、整備している地名情報のうち、居住地名、自然地名、公共施設、住居表示住所(※1)について、機械判読可能なデータ形式でのウェブ提供実験を開始しました。
居住地名と自然地名には、地名の「よみ」の情報も含まれています。この情報を活用し、難読地名の読みをひらがなで確認したり、音声として聞き取ることができる地図が実現可能になります。地理教育現場での活用、日本語の地名に不慣れな外国からの旅行者向けしゃべる地図の作成など、地図の利用の幅が広がります。

なお、国土地理院のウェブ地図「地理院地図」にも地名を読み上げる機能を実験として実装(※2)しており、どなたでも確認いただくことが可能です。

(※1)地名情報について、詳しくは「電子国土基本図(地名情報)」をご覧ください。
(※2)日本語の音声読み上げ機能に対応していない環境(Internet Explorerや、Windows7におけるFirefox等)ではご利用いただけません。(2017年9月26日表現適正化のため文言修正)

地名情報のウェブ提供実験について

今回提供を開始した地名情報は、ベクトルタイル提供実験として公開しています。データ提供の位置づけ、データ仕様等については、下記サイトに掲載しています。
国土地理院ベクトルタイル提供実験サイト(GitHub)

地理院地図での地名読み上げ機能の使い方

  1. 地理院地図で「情報」→「全て」タブから「ベクトルタイル提供実験」をクリックします。
    操作方法その1
  2. リストの中から「地名情報(居住地名)」または「地名情報(自然地名)」をクリックします。
    (※ズームレベル15~18で表示されます。)
    操作方法その2
  3. 表示されている地名情報をクリックすると、音声読み上げを実施します。
    操作方法その3

ご質問・ご意見