第18回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
第18回全国児童生徒地図優秀作品展大臣賞表彰式
国土交通大臣賞・文部科学大臣賞の表彰式
国土地理院では、全国各地で開催されている「児童生徒の地図に関する作品展」の各地区の優秀作品を一堂に集めて企画展「第18回全国児童生徒地図優秀作品展」を開催しています。
これらの優秀作品の中から特に優れた作品に対して、国土交通大臣賞、文部科学大臣賞を授与しており、本年の表彰式が1月16日(金)に、国土交通大臣応接室で執り行われました。
表彰式には、国土交通大臣賞を受賞した札幌市立大倉山小学校5年の柴田礼歩さん、文部科学大臣賞を受賞した岐阜大学教育学部附属中学校1年の杉山阿依さんが出席され、太田国土交通大臣から表彰状と記念品が授与されました。
左から柴田礼歩さん、太田国土交通大臣、杉山阿依さん
受賞の様子(国土交通大臣賞)
受賞の様子(文部科学大臣賞)
受賞作品の紹介
【国土交通大臣賞】
作品名:羆出没注意!! 札幌市 ~私の学区を中心とした目撃地点から共存するための柵設置を考える~
受賞者:北海道札幌市立大倉山小学校 5年 柴田礼歩
作品主旨:私の学区ではヒグマが出没しており集団下校が行なわれていますが、特にこの数年間ヒグマの目撃が増えています。そこでヒグマと共存し安心して通学するためには、どうすればよいかを考えました。たくさん聞けたお話をまとめることや、地図模型に柵をつける作業は大変でしたが、ヒグマの目線で街を歩きコメントを書くのは、色々な発見があり楽しかったです。私の取材に協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました。
【文部科学大臣賞】
作品名:豆腐店 今昔物語
受賞者:岐阜県岐阜大学教育学部附属中学校 1年 杉山阿依
作品主旨:私の家の周りでは、豆腐店が減少してしまい、今はスーパーやコンビニなどで買っています。20年前から現在までの豆腐店を調べ、その変化と今の豆腐店の現状、原因を調べたいと思いました。20年前と現在で比較したところ、思った以上に減少していることがわかりました。その原因として、若い後継者がいないことや、コンビニなどで安く販売していることが挙げられました。私は、今後、もっと豆腐店を利用していきたいと思いました。