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迅速な地図更新で震災復興を支援 -三陸沿岸道路(気仙沼港IC~唐桑半島IC)の開通に合わせて電子国土基本図を更新-

 国土地理院では、絶えず変化し続ける国土情報の新鮮さを保つため、道路等の開通に対応した電子国土基本図の迅速更新を継続的に実施しています。

 本日(令和3年3月6日(土))、迅速更新の一環として、東日本大震災からの復興道路・復興支援道路のうち「三陸沿岸道路(気仙沼港IC~唐桑半島IC)」の開通に合わせて更新した電子国土基本図(下図)を地理院地図で公開しました。また、同様に更新した電子地形図25000、数値地図(国土基本情報)のオンライン提供も同日開始しました。
三陸沿岸道路(気仙沼港IC周辺)の地図画像

三陸沿岸道路の開通後QRコード
▼三陸沿岸道路(気仙沼港IC周辺)の地理院地図URL及びQRコードはこちら
https://maps.gsi.go.jp/#15/38.886523/141.587634/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c0j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

今後開通する復興道路及び復興支援道路についても同様に、供用開始に合わせて地理院地図の更新、電子地形図25000、数値地図(国土基本情報)のオンライン提供を行う予定です。

(参考)電子国土基本図の迅速更新の取組について

 国土地理院は、測量法及び基本測量に関する長期計画等に基づき、国土の管理、領土の明示、災害対策などの推進に必要不可欠な我が国の国土を表す基本図として電子国土基本図を整備・更新し、地理院地図等で公開、提供を行っています。
 電子国土基本図は社会活動を広く下支えする情報として、絶えず変化し続ける国土の状況に対応するため、継続的な更新が必要不可欠です。このため、空中写真等を活用し一定の地域の情報を面的に更新する方法(面的更新)の他、公共施設などの変化に対応して迅速に更新する方法(迅速更新)を併用し、全体の更新を効率的・効果的に進めています。
 
 特に迅速更新では、国民の利便性の向上、効果的かつ効率的な公共施設の管理、防災対策の推進等に寄与する情報を優先的かつ迅速に更新しています。公共施設の中でも道路については幅広く利用され、行政面及び防災面でも利用ニーズが高いことから、道路の整備者・管理者等との連携・協力の下、更新の効率を高めて地図の精度・鮮度の維持向上に努めています。

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