最終更新日:2020年12月18日

測量と地理空間情報関連メールニュース vol.65

測量と地理空間情報関連メールニュース vol.65

1.中国地方測量部からのお知らせ

1.公共測量等説明会

 「公共測量及び地理空間情報担当者説明会」は、中国地方測量部管内の国及び地方公共団体を対象に、公共測量や地理空間情報を扱う職員に対し、測量法遵守及び公共測量諸手続の促進並びに地理空間情報の活用促進を目的に毎年実施しています。
 今年度は、広島会場(9/28)、松江会場(10/1)、浜田会場(10/2)で実施しました。今後、鳥取会場(10/21)、岡山会場(11/10)、山口会場(11/16)で実施を予定しています。

2.広島県海田町と協定締結

 国土地理院と海田町は、互いが保有する地理空間情報の活用及び情報、技術等の提供を通して、町民の利便性の向上や災害対応等において迅速かつ効果的な防災及び減災の推進を図るため、「地理空間情報の活用促進のための協力に関する協定」を9月29日に締結しました。

3.「測量の日」における功労者感謝状贈呈式

 10月9日に広島合同庁舎において『令和2年度「測量の日」における功労者感謝状贈呈式』が執り行われました。
 上記は、測量・地図に関する普及・啓発に顕著な功績のあった団体又は個人に対し、国土地理院長から感謝状を贈呈しています。
 今年度は、国立大学法人広島大学教育学部社会系コース地理学研究室(団体:代表者 熊原康博准教授)が、広島県内にある災害を記録した県内50基について、石碑の属性を調査し論文にまとめた功績により受賞しました。

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2.トピックス

1.自然災害伝承碑のオープンデータ化

 先人が伝える災害の教訓である「自然災害伝承碑」
 地理院地図で掲載している自然災害伝承碑の情報を8月21日からGeoJSON及びCSV形式でダウンロードすることができるようになりました。
 オープンデータ化することでGIS上で色々な情報と重ねることが可能になります。

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2.湖沼データ「東郷池」「倶多楽湖」を公開

 8月3日に「東郷池」、9月1日に「倶多楽湖」の湖沼データを公開しました。
 湖沼データ(デジタルデータ)は、従来の1万分1湖沼図(紙地図)に代わり提供するものです。
 湖底地形を表す等深線や水深グリッドデータのほか、水深の分布が一目瞭然でわかる湖沼画像データなどがあります。
 環境調査及び生態系調査の基礎資料や、水資源管理のシミュレーションなどに役立てられ、以下のサイトから無償でダウンロードできます。

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3.お知らせ

国土交通大学校測量部における、国及び地方公共団体等職員向け研修のお知らせ(測量・地理空間情報関係)

研修名 : 河川情報の活用〔CommonMPの実践〕
期間 : 令和2年12月14日(月)~12月17日(木) 4日間
目的 : 水・物質循環解析ソフトウェア共通プラットフォームCommonMPを用いた演習等による水理解析技術の向上を図り、地理空間情報の利活用を理解します。
対象者 : 国、都道府県、政令指定都市、独立行政法人等の職員で河川に関する業務を担当し、水理解析の知識を必要とする者
募集期間 : 令和2年9月24日(木)~10月22日(木)

※新型コロナウィルスの感染拡大防止の観点から、Web会議システムを活用したリモート研修として実施します。

<1月以降の研修>
i-Construction〔3次元計測データとその活用〕

各研修の詳細については、以下の問合せ先へご連絡ください。

〇問い合わせ先
 国土交通大学校測量部 TEL:042-321-0957(直通)
                 MAIL:col-sokukikaku=gxb.mlit.go.jp(=を@にして送信してください)
 国土交通大学校ホームページ