座標標高補正ソフトウェア PatchJGD HV

概要

基準点の位置は、地震、火山噴火に伴う地殻変動等により現況に適合しなくなる場合があります。 変動した基準点を利用できるようにするには、再測量を行うことが最良ですが、改算や地域毎の補正パラメータによる計算処理も可能です。 「PatchJGD_HV」は、補正パラメータを用いて変動前の位置を、変動後の位置に近似的に補正する計算処理を行うソフトウェアです。 「PatchJGD」で使用されていた水平位置を補正する座標補正パラメータと「PatchJGD(標高版)」で使用されていた標高値を補正する標高補正パラメータをそれぞれ読み込むことが可能です。

ソフトウェア

 PatchJGD HV ダウンロード 国土地理院技術資料B1-68
※1 インストール方法及び操作方法は、同梱の「PatchJGD HV 操作マニュアル」をご一読ください。
※2 一括計算処理の入力ファイルの書式については、同梱の「【一括計算】入力ファイル書式」をご覧ください。

バージョン情報

バージョン 公開日 内容
Ver.1.0.0.0 2016/06/21 初期バージョン。「国土地理院技術資料B1-68」に登録。
Ver.1.1.0.0 2017/03/28 kmlファイルの入出力を可能にした。
ソフトウェアをHP上で提供開始。
バージョン番号の見方:PatchJGD_HVを起動後「ヘルプ」-「バージョン情報」の画面を見ます。

動作環境

OS Microsoft Windows 7 (32bit/64bit)
Microsoft Windows 8 および8.1 (32bit/64bit)
Microsoft Windows 10(32bit/64bit)
CPU 1GHz 以上のプロセッサ
メモリ 1GB 以上(32bit)
2GB 以上(64bit)
HDD 2GB 以上の空き容量
画面解像度 XGA(1024×768)以上
ネットワーク LAN 等によるインターネット接続が可能であること
必要条件 .NET Framework 4 以上がインストール済であること

座標及び標高補正パラメータ

お問い合わせ

ダウンロードパッケージに同梱されている「PatchJGD HV 操作マニュアル.pdf」を参照いただいた上で、
・PatchJGD_HVの使い方等に関する技術的質問等は、基準点・測地観測データに関する問合せフォーム
・PatchJGD_HVを公共測量に使用する場合等の行政的な質問は、申請・承認に関する問合せフォーム
からお問い合わせください。