平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による地殻変動(最終解)

発表日時:平成20年8月11日(火)

概要

 資料1~5は、国土地理院が全国に展開しているGPS連続観測網の観測結果から求めた平成20年(2008年)岩手・宮城内陸地震による最終的な地殻変動です。

 この地震では、電子基準点「栗駒2」(宮城県栗原市)で約208cmの隆起、約154cmの南東方向への移動など記録的な地殻変動が観測されました。
 また、震央の北西付近にある電子基準点では東南東方向に、南東付近にある電子基準点では西北西方向に移動する大きな地殻変動が観測されました。
 なお、震央周辺では、現在も余効変動が継続しています。

 最新の地殻変動は、国土地理院のホームページ「日本列島の地殻変動」でご覧になれます。

 ※大きな地震の後に、地殻変動が継続することがあります。このような地殻変動は余効変動と呼ばれています。

資料

問い合わせ先

〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土交通省国土地理院
測地観測センター  地殻監視課  地震活動監視係  TEL 029-864-5976(直通)

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