東北地方太平洋沖地震の陸域及び海域の地殻変動と滑り分布モデル

陸域及び海域の地殻変動と滑り分布モデル

作成:2011年5月20日 更新:2016年6月13日 English version of this page

陸域及び海域の地殻変動

  • 陸域は国土地理院のGPS連続観測(GEONET)、海域は海上保安庁海洋情報部の海底地殻変動観測によって得られた地殻変動を示しています。
  • 陸域と海域では観測条件が異なるため、観測手法や観測時期(期間)等が異なっています。このため、得られた地殻変動の観測精度や基準は、厳密には異なることにご留意ください。
  • 陸域には、図に示した国土地理院のほか、大学や他の研究機関によっても研究用としてGPSが設置されています。これらの観測点位置は地震調査研究推進本部のホームページに示されています。上の図は観測結果が公表されている2機関のデータのみ示したものです。
  • 陸域、海域観測の詳しい情報については、それぞれ国土地理院海上保安庁海洋情報部のホームページを参照してください。

観測された地殻変動(水平・上下成分)
地殻変動(水平)[PDF: 161KB] 地殻変動(上下)[PDF:155KB]

滑り分布モデル

滑り分布モデル
滑り分布モデル[PDF: 143KB] [滑り分布の数値データ: 27KB]

※図のベクトル(矢印)は,地表や海底の変動ではなく,計算によって求めた地下のプレート境界面上でのすべりを示したものです.

観測された変動とモデルから計算される変動との比較
変動の比較(水平)[PDF: 121KB] 変動の比較(上下)[PDF: 126KB]

地震概要

地震発生時刻 平成23年(2011年)3月11日 14時46分
震源位置 38.103°N, 142.860°E  深さ:24 km (気象庁, 2011年3月13日現在)
マグニチュード 9.0 (気象庁, 2011年3月13日現在)

広報・講演・論文発表

水藤尚・西村卓也・小林知勝・小沢慎三郎・飛田幹男・今給黎哲郎(2012),2011年(平成23年)東北地方太平洋沖地震に伴う地震時および地震後の地殻変動と断層モデル,地震265,95-121,doi:10.4294/zisin.65.95.

このページの内容・画像を引用・転載される方へ


リンク・引用・転載は自由ですが、出典を明記してください。引用・転載の場合には、速やかに、引用先・転載先をお知らせください。

問い合わせ先

地理地殻活動総括研究官    今給黎 哲郎(IMAKIIRE Tetsuro) 029-864-2477
地殻変動研究室 室長      飛田 幹男(TOBITA Mikio)
地殻変動研究室 主任研究官  小沢 慎三郎(OZAWA Shinzaburo) 029-864-6262
地殻変動研究室 主任研究官  西村 卓也(NISHIMURA Takuya) 029-864-6549
地殻変動研究室 研究官     水藤 尚(SUITO Hisashi) 029-864-6450
地殻変動研究室 研究官     小林 知勝(KOBAYASHI Tomokazu) 029-864-6156

問い合わせ先

海域のデータについての問い合わせは、
海上保安庁海洋情報部海洋調査課航法測地室
電子メール: eisei@jodc.go.jp 電話: 03-5500-7147 宛にお願いします。

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、以下のページからダウンロードしてください。