資料3 別府ー万年山断層帯とその周辺「豊岡」

「豊岡」位置図に九州地域整備範囲へのリンク付

都市圏活断層図「豊岡」 位置図
(画像をクリックすると、より詳しい位置が見られます。)

 別府( べっぷ)()年山(ねやま)断層帯とその周辺の「豊岡(とよおか)」図幅には、
大重(おおしげ)()断層、唐木山(からきさん)断層、岳ヶ(たけが)下山(したやま)-常盤断層、鹿鳴(かな)(ごえ)断層、尼蔵(にぞう)(だけ)断層、新たに確認された(かや)(ごもり)断層十文(じゅうもん)()(ばる)断層、目苅(めかり)断層、亀川(かめがわ)断層、(のき)()()断層などを含め、
名称のある23の活断層が表示されています。
これらの断層は、全体的に東西方向に伸びる南側下がりの縦ずれ断層となっています。
  表示した活断層は、以下のとおりです。

 


 
断層名
断層について
長さ
A 大重(おおしげ)()断層 日出(ひじ)(まち)清水付近から杵築市(きつきし)迫田(さこだ)付近まで東西に延びる南下がりの縦ずれ断層です。杵築市西仲尾付近では、一部、谷の右屈曲の変位が認められます。 7 km
B (から)()(さん)断層 日出(ひじ)町赤松峠付近から杵築市鳥屋岳にかけて東西延びる南側下がりの縦ずれ断層です。同町南河原と同市津山付近に谷の右屈曲の変位が確認できます。 6.5 km
C 岳ヶ(たけが)下山(したやま)-常盤断層 杵築市鹿鳴(かな)(ごえ)付近から同市岳ヶ(たけが)下山(したやま)にかけて東西延びる南側下がりの縦ずれ断層です。断層西端は岳ヶ(たけが)下山(したやま)の火砕流堆積面に至っています。 8 km
D 鹿鳴(かな)(ごえ)断層 日出(ひじ)町千騎から同町柏川付近まで東西に延びる南側下がりの縦ずれ断層です。 7 km
E 尼蔵(にぞう)(だけ)断層 日出(ひじ)町八日市から尼蔵(にぞう)(だけ)を経由して西方に延びる南側下がりの縦ずれ断層です。 7.8 km
F 新たに確認された(かや)(ごもり)断層 宇佐市安心院(あじむ)(かや)(ごもり)から同市安心院(あじむ)(うけ)ノ口に延びる南側下がりの縦ずれ断層です。 3 km
G 十文(じゅうもん)()(ばる)断層 日出(ひじ)町日平付近から別府市小手吹(こてふき)付近に延びる南側下がり(一部北側下がり含む)の縦ずれ断層です。 6.9 km
H 目苅(めかり)断層 日出(ひじ)町目刈付近から別府市九州自動車道付近に延びる北側下がりの縦ずれ断層です。 5.4 km
 注:断層の長さは本図に表示されている範囲です。
   「」は、参考資料2の「7.用語の説明」を参照

 
「豊岡」全体画像に地理院地図へのリンクつき
豊岡

都市圏活断層図「豊岡」全体図
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