沿岸海域土地条件図 地形区分等

沿岸海域基礎調査

平成元年度以降調査

  沿岸海域土地条件図(調査年が平成元年度以降の図)の地形分類及び地盤高
番号  
区分 名称 定義
1
地盤高及び水深  
等地盤高線 陸上の高さの等しい点を連ねた線。
2 海抜0m等地盤高線 陸上の海抜0m(東京湾平均海面)の高さの等しい点を連ねた線。
3 海抜0m以下の等地盤高線 陸上の海抜マイナス1m以下の高さの等しい点を連ねた線。
4 地盤高測定点 地盤高が測定されている点(基本測量により設置された三角点・水準点は除く)。
5 等深線 海底の深さの等しい点を連ねた線。
6 水深点 海底の水深が測定されている地点。
7 深度測定線 音響測深を実施した測線の航跡。
8 山地・斜面 山地斜面 山地・丘陵地など起状の大きな地域及び段丘崖などの斜面(他の地形型に属するものは除く)。
9
山麓・斜面  
山間谷底 山地・丘陵地または台地縁などの起状の大きい地域で、雨洗、崩落、匍行などによって周囲の斜面からもたらされた物質に被覆された谷底。(谷底平野を除く)。
10 山麓堆積地形 崖錐・麓屑面・土石流堆・沖積錐・小規模で急傾斜の扇状地など、山地内や斜面上部からもたらされた土砂が山地縁辺部や斜面下部に堆積してできた斜面地形。
11 主な遷急線 山地・斜面にある凸型の遷急線(斜面の傾斜が緩傾斜から急傾斜に急変する線)。
12 滑落崖 山地・斜面にある崩壊地・地すべり地で斜面物質が崩落してできた崖。
13 表層崩壊地 山地・斜面で斜面の表層物質が崩壊してできた崖。
14 台地・段丘 台地または段丘面 過去に形成されたほぼ平坦な地形面で、開析作用を受けているもの。
 
低地  
扇状地 河川が山地内から低地へ流れ出る付近において、主に砂礫の堆積により形成された地形。通常扇状の形態をもつ。
15   微高地(自然堤防等) 自然堤防など一般面よりやや高い部分。
16   一般面 扇状地の中でなめらかに広く連続する部分。
17   微低地(旧河道等) 旧河道など一般面よりやや低い部分。
  氾濫平野 谷底平野 河川が扇状地より下流側、三角州より上流側で流路変更を繰り返しながら主に砂泥を堆積させながら形成されたほぼ平坦な地形。
18   微高地(自然堤防等) 自然堤防、蛇行州、河畔砂丘、島畑など一般面よりやや高い部分。
19   一般面(後背低地を含む) 氾濫平野及び谷底平野の中でなめらかに広く連続する部分。
20   微低地(旧河道等) 旧河道、低湿地など一般面よりやや低い部分。
  三角州 河川により河口まで運ばれてきた砂、泥が河口付近に堆積してできたほぼ平坦な地形。
21   微高地(自然堤防等) 自然堤防等一般面よりやや高い部分。
22   一般面(後背低地を含む) 三角州の中でなめらかに広く連続する部分。
23   微低地(旧河道等) 旧河道、低湿地など一般面よりやや低い部分。
  海岸平野 主として波浪・潮流・沿岸流などの作用により、海岸線付近に砂礫などが堆積して形成されたほぼ平坦な地形面、および海面の相対的低下によって、陸地に沿った浅い海底の一部が海面上に現れて生じた低平な地形面。
24   微高地(砂州等) 浜堤、砂州、礫州など海岸線付近で形成された主として砂礫からなる細長い高まり、及び島畑などの一般面・微低地(後背低地等)よりやや高い部分。
25   一般面・微低地(後背低地等) 浜堤の背後や砂州列の間の平坦で低湿な部分、または海岸に面した平坦な部分。
26 砂丘 砂丘 風によって運ばれた砂が堆積してできた丘または堤状の地形。
27 頻水地形 湿地 地下水が地表よりやや低く、湿地性の植生が生育しているところ。
28 河川敷 堤外地のうち、水面以外の部分。
29 海岸・  潮間帯 海岸・湖岸の波打ち際の砂浜・礫浜。
30 潮汐平地 潮間帯(満潮時には水面下となり、干潮時には干出する部分)にあり、泥及び砂からなる広い平坦面(干潟等)。
31 陰顕岩 満潮時に海面下にあり、干潮時に海面上に現れる岩。
32 潮間帯 波食棚 主として波の浸食作用によって、潮間帯に形成されたほぼ平坦な岩床面。
 
極浅  
緩斜面 浜から沖合平坦面にかけて形成される緩斜面で、傾斜変換線により上部緩斜面、中部緩斜面、下部緩斜面に細分可能である。しかし、地域により中部緩斜面、下部緩斜面等が欠ることもある。
33   上部緩斜面 沖から沖合平坦面にかけて形成される緩斜面で浜に近いもの。
34   中部緩斜面 浜から沖合平坦面にかけて形成される緩斜面で中間にあるもの。
35   下部緩斜面 浜から沖合平坦面にかけて形成される緩斜面で沖合平坦面に近いもの。
36 頂置面 河川の河口部に発達する泥及び砂からなる平坦面で、常時水面下の部分。
37 前置面 頂置面の前面に形成される泥及び砂からなる斜面。
38 海食台 主として波の侵食・堆積作用によって、低潮面(大潮の平均低面)以下に形成された平坦面。
39 極浅海 漸移帯 前置面または平野沖の緩斜面から沖合平坦面に移行する部分。
40
浅海  
沖合平坦面(底置面も含む) 沖合いの浅海部に広がる泥・砂・礫からなる平坦面。
41 海釜・海底谷谷壁 海釜。海底谷・海底水道等の谷地形の側面にある斜面。
42 棚状地形 浅海部の斜面の中ほどに形成される平坦面で、侵食性、堆積性は問わない。
43 海釜底・海底谷底 極浅海部から浅海部に発達し、みおの延長部にあたり、砂・礫・泥などの堆積物を掘ってできた谷地形の底部及び浅海部に形成された台地形の底部。また、潮流等の浸食作用によって、浅海部に形成された釜状の凹地形の底部。
44 基盤起状地形 基盤の起状地形の影響を受け潮流等の侵食作用によって形成された起状に富んだ地形。ところにより極薄く礫や砂に覆われていても、全体として侵食地形と認められる場合も含む。
45 海底砂堆 海底砂堆 浅海部の海底に形成される細長い砂の山。
46 海底砂堆斜面 海底砂堆の側面に形成される斜面。
47 微地形 バー 極浅海部の砕波帯に発達する砂礫の堆積堤で、常時海面下にあるもの。
48 トラフ 極浅海部の砕波帯に形成されバーの発達に伴ってできた海底のくぼみ。
49 みお(澪) 潮間帯及びこれに連続する極浅海部に河水または潮流の流路として形成された帯状の凹地。
50 サンドウェーブ帯 潮流の強い海底に形成される砂波。潮流の激しいところに発達し、海底砂堆の斜面や先端部に形成されることが多い。
51
人工地形  
人工平坦化地(主として切土による) 斜面を切り取り、整地して造成された平坦地または緩傾斜地。一部切り取り、一部盛土の場合も含む。
52 盛土地 低地または台地に土を盛って造成された土地。
53 埋土地 水面などを一般面とほぼ同じ高さまで埋立てた土地。
54 干拓地 水面や湿地などを締め切り、排水することによって陸化した土地。
55 改変工事中の区域 造成中の土地、土砂の採取、埋立、構造物建造、浚渫等のため地形の人工改変が進行中の区域。
56 掘削地 骨材採取地 砂利・砂等を採取する区域
57 航路浚渫地 航路の安全を確保するために掘削した区域
58 土砂投棄地 土砂等を投棄する区域
59 地形界線 地形界線 同一の地形型に属する部分と他の地形型に属する部分の境界。
60 道路・  鉄道等 主要道路 幅員5.5m以上の道路のうち、幹線としての機能をもつ道路。
61 鉄道 基図に表示されているすべての鉄道。
62 人工斜面・築提 切り取りまたは盛土により人工的に作られた斜面及び堤防、ダム、道路・鉄道の高架部等の線状の盛土地。
63 底質 底質符号 底質採取地点における海底表面の物質。
64
底質・堆積層
底質分布  
65 音響的支持層までの厚さ 音波探査記録及びボーリング資料等によってN値が50以上と推定される最上位の地層より上位にある地層の厚さ。 上記はいずれもサンゴ礁を除く。
66 ボーリング地点及び番号 ボーリング柱状図が得られている地点。
67
施設等  
飛行場 陸上・水上を問わず、航空法、自衛隊法または日米安保条約第6条に基づく航行法の特例法の適用を受ける飛行場(ヘリポート及び未供用のものを除く)。
68 ヘリポート 陸上・水上を問わず、航空法、自衛隊法または日米安保条約第6条に基づく航行法の特例法の適用を受けるヘリポート(未供用のものを除く)。
69 船舶用無線局 目標となるアンテナを有する船舶用の無線局・レーダー局。
70 灯台 航路標識法に基づく灯台及び目標として重要な固定標識灯で航空灯台を含まない。
71 灯標・灯浮標 航路標識法に基づく灯標、立標、浮標のうち、灯火を発するもの(灯台として表示するものを除く)。
72 験潮場 潮汐による海面の上下変化を観測する施設。
73 海象観測施設 波浪・潮流を観測するために海岸付近または海域に設置された施設。
74 貯木場 材木を水面に浮遊させて貯蔵する施設。
75 船だまり 漁船、小型船舶のけい船できる区域及び台風時に避難できる施設をもつ区域。
76 マリーナ 多数のヨットや、モーターボートのけい留施設を有する停泊地。
77 捨石等 海岸を保護し、侵食・破壊を防止するために設けられた割石、コンクリートブロック、テトラポッド等。
78 定期船発着場 定期的に旅客または車輛等を運搬する船舶の発着場。