第37回国土地理院報告会 開催報告
第37回国土地理院報告会(新しい地図が社会を変える -地理空間情報基盤が支える新たな社会-)を、6月3日(火)、新宿明治安田生命ホール(新宿駅西口正面)において開催しました。
今回より、第1)部を国土地理院の新規施策や業務について、第2)部を特別講演、そして第3)部を特定のテーマに沿った国土地理院の取り組みを紹介するといった三部構成となりました。
第2)部の特別講演では、竹村公太郎氏(財団法人リバーフロント整備センター理事長)による「地形から見る日本文明の過去と未来」と題し、ご講演いただきました。また、第3)部では、招待講演としまして島田政信氏(JAXA地球観測研究センター 研究領域リーダ)による「『だいち』による森林観測計画(京都・炭素観測計画)及び将来衛星計画」と題し、ご講演いただきました。
なお、当日の来場者数は400名以上におよび、大盛況のうちに幕を閉じました。
プログラム
特別講演
地形から見る日本文明の過去と未来
財団法人 リバーフロント整備センター 理事長 竹村 公太郎
招待講演
「だいち」による森林観測計画(京都・炭素観測計画)及び将来衛星計画
JAXA 地球観測研究センター 研究領域リーダ 島田 政信
国土地理院施策報告「新しい地図が社会を変える」
使い易くなる地図 -測量成果複製承認の新しい運用-
総務部 総務課長 桐内 勉
新しい測量・地図作成 -作業規程の準則の改正-
企画部 測量指導課長 河瀬 和重
地図の活用を進める-地理空間情報活用推進基本計画と国土地理院の取組-
企画部 地理空間情報企画室長 大木 章一
基準となる新しい地図-国土地理院の基盤地図情報整備事業-
地理空間情報部 基盤地図情報課長補佐 出口 智恵
地球の姿を示す地図 -地球地図プロジェクトの現在-
地理調査部 環境地理情報企画官 中川 勝登
特別企画 陸域観測技術衛星「だいち」を利用した国土の把握
「だいち」が見せた地表の動き -ALOS/PALSARの活用-
地理地殻活動研究センター 地理地殻活動総括研究官 今給黎 哲郎
「だいち」による地図の修正 -ALOS/PRISMの活用-
測図部 基盤情報課長補佐 石関 隆幸
「だいち」による災害状況把握と今後への期待-ALOS/PRISM,AVNIR-2の活用-
地理調査部 防災地理課長 田中 庸夫
パンフレット
問い合わせ先
〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番 国土交通省国土地理院
企画部 企画調整課研究調整係 TEL 029-864-4584(直通)