最終更新日:2020年11月4日

国際会議への参加

国土地理院は国連会議・活動の他、国際標準化機構の活動や国際学術会等に我が国政府を代表して参加し、重要な貢献を行っており、測量・地図分野の国際的なリーダーのひとりとして大きな役割を担っています。

地球規模の地理空間情報管理に関する国連専門家委員会(UN-GGIM)

国連経済社会理事会(ECOSOC)が設置した、国連加盟国の専門家の委員会。地理空間情報の活用に関わる地球規模の課題(開発の課題を含む)に対応することを狙いとしており、地理空間情報管理の分野での地球規模の施策の決定にも寄与する狙いがあります。国土地理院は同専門家委員会に継続して貢献しており、日本は、「災害のための地理空間情報サービス作業部会」(WG-Disasters)の共同議長を務めています。

第5回UNCE-GGIM
第5回会合
(平成27年8月、アメリカ ニューヨーク(国連本部)で開催)

国連地球規模の地理空間情報管理に関するアジア太平洋地域委員会(UN-GGIM-AP)

アジア太平洋・米州・アラブ諸国・欧州・アフリカに展開するUN-GGIMの5つの地域委員会の一つ。アジア太平洋地域の地理空間情報整備の推進と関連する政策、教育・研修等に関する情報交換を目的としています。国土地理院は同地域委員会に継続して貢献しており、日本は現在、副会長、測地基準座標系作業部会長及び統計地理空間情報統合作業部会の副部会長を務めています。

第6回UN-GGIM-AP
UN-GGIM-AP第6回総会参加者
(平成29年10月、熊本市で開催)

国連地名専門家グループ会合(UNGEGN)

国連経済社会理事会の7つの専門機関の1つであり、地名に関する国内標準化や表記方法について、各国の地名専門家や関係機関が具体的な課題の検討を行っています。国土地理院は、日本代表団の一員として、このグループ会合に参加しています。

ISO/TC211(地理情報の標準化)

地理空間情報に関する国際規格を制定するために、国際標準化機構に設置された専門委員会です。国土地理院は、日本の代表として会議に参加し、GISの普及促進などに不可欠な国際規格の策定に貢献しています。

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