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平成28年(2016年)10月21日鳥取県中部の地震の震源断層モデル

電子基準点で観測された地殻変動から推定された震源断層モデル(暫定)

10月21日に鳥取県中部で発生した地震について、電子基準点(GNSS連続観測点)で観測された地殻変動データから、1枚の長方形で近似した震源断層モデルを推定しました。
 

震源断層モデルの特徴

  • 北北西-南南東に延びる、長さ約18km、幅約13kmで高角の断層面が推定されました。
  • 断層の西側が南向き、東側が北向きに動くような左横ずれの断層運動が生じたと考えられ、滑り量は約30cmと推定されました。
  • この断層モデルから計算されるモーメントマグニチュードは約6.2です。

なお、今回の結果は速報として発表した暫定的なモデルです。今後、より詳細な分析等を行っていく予定です。
 

震源断層モデル(暫定)

地震概要

地震発生日時 2016年10月21日 14時07分(JST)
2016年10月21日05時07分(UTC)
震源位置    35°22.8’N、133°51.3’E、深さ11km(暫定値) (気象庁、2016年10月22日現在)
マグニチュード 6.6(暫定値) (気象庁、2016年10月22日現在)

広報・講演・論文発表

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〒305-0811 茨城県つくば市北郷1番
国土交通省国土地理院 地理地殻活動研究センター 
地殻変動研究室長 矢来 博司(YARAI Hiroshi) 029-864-6925(直通)

地殻変動研究室への電子メールでのお問い合わせは、gsi-crust-deform@ml.mlit.go.jp宛にお願いいたします。

関連リンク

電子基準点が捉えた鳥取県中部で発生した地震に伴う地殻変動について
(http://www.gsi.go.jp/chibankansi/chikakukansi_tottori20161021.html)